メンズエステのなかでも圧倒的に人気の高いマッサージがアロマオイルを使ったマッサージになります。
アロママッサージとは、キャリアオイルを使って手を滑らせるように行うマッサージに、精油の効能をプラスした施術です。精油をキャリアオイルに混ぜることで、リンパの流れも通常のオイルマッサージに比べ良くなり、同時にリラックス効果も期待できます。
ストレス軽減、疲労回復、デトックス、こんなフレーズにピンっとくる方にオススメなのが、まさに“アロママッサージ”です。
受ける側にとって専門的な知識は必要ありませんが、せっかくアロママッサージを受けるのですから、最低限の知識は知っておきたいもの。ここでは、禁忌も含めアロママッサージの危険性や効果等を紹介していきます。
身体にキズや炎症がある人はアロママッサージは危険
アロママッサージは、リンパマッサージの一種になります。しかしリンパの流れをよくすることで、逆に身体にマイナスになってしまうケースもあるので施術をする際には注意しなければならないことがあるのです。
そのひとつに“感染症”があります。「怪我をしたばかりで傷口に炎症が見られる」なんて時は、アロママッサージは控えた方が無難です。アロママッサージで使われる精油は基本的には1%未満で薄められていますが、体内に侵入してしまえば有害であることには変わりません。炎症が悪化してしまう危険は十分に考えられます。
<精油の種類で効能も変わる>
中にはキズを癒す精油もある一方、毒性のある精油も存在します。炎症を起こしていなかったとしても身体に傷ができている場合、アロマオイルを着けると傷が悪化してしまう可能性もあります。
怪我をした際にはアロマエステをウケないのが最善ですが、どうしてもキャンセルできない場合や直前に怪我をしてしまった場合はセラピストさんに相談しましょう。
予防接種の後のアロママッサージは絶対にNG
予防接種として有名なものにインフルエンザがあります。インフルエンザの予防接種は多くの人が経験してることでしょう。このインフルエンザなどの予防接種の後に、アロママッサージを受けることは絶対に避けるようにしてください。当日は当然、万全を期すのであれば数日間は空けた方が良いでしょう。また、発熱時や風邪の症状がある時もアロママッサージは逆効果になります。
なぜかと言うと、稀ではありますが予防接種後にリンパを刺激するマッサージなどを受けると、リンパ節が晴れてしまったり、熱が出てしまったりなど副反応を起こす可能性があるからです。一週間ほどは回復するまで大人しくしておきましょう。
しかし、アロママッサージは病気の予防効果には繋がります。予防接種後でさえなければ風邪の予防にアロママッサージを取り入れることは効果が期待できるのです。
癌などの悪性腫瘍にはアロママッサージは効果的
一般的に、「病気や怪我のときにアロママッサージは控えた方が良い」というのが、基本的なスタンスです。ただ、癌などの悪性腫瘍を患う患者さんにとってアロマオイルはオススメと言われています。医療学会でも真面目に取り上げられる項目で、臨床試験済み。
科学的に証明されていることでもあります。癌を完治させることはできませんが、癌による痛みを緩和させる効果があることを是非知っておいてください。
アロママッサージの施術後の入浴は控えよう
アロマオイルには高い保湿性があるものも多くあり、またマッサージ後には精油の香りが身体に残ります。その香りを感じることでリラックス効果も期待できるのが、アロママッサージの魅力でもあります。
施術後にすぐに入浴をしてしまうと、せっかくのオイルが流れ落ちてしまうので勿体ないです。アロママッサージは就寝前に行うのが一番効果的という人もたくさんおり、私の知り合いのセラピストさんは、「最低でも4時間くらいは入浴をしないで欲しい」と言っていました。
アロママッサージを受けてそのまま就寝してしまうのが、最もマッサージの効果が期待出来そうです。
アロママッサージの後に日光を浴びるのも危険?!
アロマオイル(精油)には、光毒性のあるものも少なからず存在します。有名なもので言うと、“ベルガモット”、“レモン”、“グレープフルーツ”あたりでしょうか。柑橘系のオイルでも人気の精油ですね。柑橘系のオイルは男性に人気なので、殆どのセラピストさんが普通にオススメしてきます。
メンズエステで楽しんだ後に、野外で長時間の予定が入ってる人などは注意が必要です。
<柑橘系でも光毒性の無いものもある>
ちなみにオレンジには光毒性はありません。また、光毒性のある精油でも抽出段階で光毒性を除いているものもあります。詳しくは、エステ店やセラピストさんに確認してみましょう。